人生初!富士山の登山に挑戦!!「一度も登らぬ馬鹿に、二度登る馬鹿」を確かめに…!!

旦那さんは前々から富士山が好きで興味がありました。
富士山が見える、富士宮で働いている娘が退社するのをきっかけに、

「娘が会社を辞める前に、富士山に登るかっ!」

無理無理無理、無理~~~~!!!!
50才過ぎて普段、運動もしてないし、
体力のない方の私。
想像すると富士山に登るなんて、
こわい……😢

旦那さんが、
「富士山に"一度も登らぬ馬鹿に、二度登る馬鹿"
と言う言葉があって、
"日本一の山へ一度も登らない、この雄大さを知らないのは馬鹿だが、
とても大変で二度登るのはバカだ。"
という意味で、

一度は登ってみないと分からない、
無理をせず、登れるところまででいいから
お年寄りも登っているし…っと

いろいろ、ごねてましたが、
人生、折り返しになってきて子育ても終盤、
体が動けるうちにいろいろ挑戦しよっかな
っという気持ちになり、
富士山に登ることに決意!致しました!!

無理をしない計画なので、
ご来光はやめにして、
1日前にホテルを予約し、
早朝出発の登山にして
身なりのアイテムはレンタルしました。

ルートは富士宮ルート
(最短距離。全体的に傾斜が急で、やや岩場が多い。
初心者向け)

当日、朝4時にホテルをチェックアウト。
30分後に5合目行のシャトルバスがある水ケ塚公園に到着。

始発バスの切符は、運行の15分前からの販売開始で30分前からたくさんの人が並んでました。
今から登る夏の富士山

シャトルバスに30分以上揺られ5合目に到着。
5合目はテレビで見た、賑やかな人や店がある光景ではなく
架設トイレと休憩所があり。

辺り霧できれいな景色も見えず
小雨が降っていたのでカッパを着用して出発!

5合目を出発してすぐに岩と溶岩の塊の細い道を登って

はじめからマジッかっ!
普通の道ではないと聞いていたけど、
はじめのうちからこんな道~~~

こんな岩と溶岩の道
写真では伝わりにくいですが、結構急な坂道です。下を見ていないと登れません。
小刻みで登らないと足がやられます。
6合目到着!ヘトヘト…
青空でてきてきれい。この時点ではまだ元気あります。

道幅は狭く、岩と溶岩のガタガタ道。
ほとんど平らな道はなく、
下山の人と道を譲りながら、
登っていきました。
晴れていると日差しが強く、日よけ対策は必須です!!

6合目を出発始めからこの急坂
小雨が降ってきて体力はかなり消耗して、
チョコチョコ歩きじゃないと登れません
やったー!7合目!

7合目に到着した時点で私のペースが遅すぎた為、帰りのシャトルバスの最終時間に間に合いそうにないので8合目を目標と決めました。

記念に2人の写真を近くにいた男子大学生に撮ってもらいました!

大学生さん
「僕たち、スタートが海の砂浜をタッチしてずっと歩いて富士山を登って今まできたんですよ~
スタートから3日目ですっ!」

私「え~~~!5合目までも歩いて登ってきたの~。面白いね~」

大学生さん
「やってみて下さいよ~」

やれるかっ!死ぬわっ!
若いって素敵ですね。
若者よ!若い時にいろいろな挑戦るすべし!!

そんな出会いもあり、7合目を出発!
出発から10m歩いただけでも、足が重くチョコチョコ歩き。

足はうまく上がらず、息はゼーゼーの私。
休憩しながら、旦那さんを待たせながらの登山。

上を眺めると、8合目の休憩所は見えているのですが、クネクネ道なので本当になかなかたどり着けない。

後あと少しで8合目。足の力と体力を振り絞って(中学の部活動練習を思い出したわっ)到着~~!!

本当の7合目

なっなっなっ何~~~!!
7合目じゃん~~!!!!
だまされた~~⤵

15分位休憩して、私は8合目まで登ることを決意!!

7合目を出発して20m歩いたくらいで、かなり足が重く不安になり
富士山登山の経験のある友人のアドバイス
"無理はしない事"
を思い出し、

《夫婦会議》

私「もう、登るの不安だから先に下山するね。あなたは8合目まで登っておいで。今度は友達と一緒に頂上まで登りな~」

旦那さん「オレ全然登れるけど、おまえ一人で下山させるの危ないから、オレも下山するわっ」
おー!優しい旦那さん…

私「なら、7合目で待っているから、8合目まで登っておいで」

旦那さん「なら、登ってこよっかな~。やっぱ次回にするわ~」

という事で、7合目で下山する事になりました。

私は下山は物凄く足が軽く
タッタカ、タッカタ、リズムよく下っていけました。

がっ

旦那さん、普段からすこし膝が悪くダブル膝サポーターをしても、下りは膝にかなり負担がくるらしく、よぼよぼ歩き。

下りは私が旦那さんを待ちながらの下山。

私は下から旦那さんを眺め待っていた時に一言、
「"おまえ一人で下山させるの危ないから"っておまえがなっ!」

下り始めで元気な旦那さん!
急な下り道
かなり膝にダーメージの旦那さん!
きれいな青空と雲
富士山から見た町
宝永火口

最後の方になると、私も足首の方が痛くなってきましたが、
シャトルバスの席をとる為に私が旦那さんより先に下山して
二人とも無事に下山する事ができました!!

私の富士山!
コンプリート!!

私は、もう2度登りません!でも富士山からみた景色はとてもきれいで、写真より実際に見ると全然違いますよ。よい経験ができました。若い時におススメです!
言い訳かもしれませんが、吉田ルートならもう少し登れたかもしれません…